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Author:丸山 徹

1966年生まれ。2000年より「Golf Cup」に参戦。2004年からは「Golf GTI Cup」に「maniacs Golf GTI」のドライバーとして参戦。2008年は総合シリーズ2位。

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2009年3月アーカイブ
TITLE:「ゴルフ GTI CupCar」って何が違う? (その2)
090314maru010.JPG「レース用DSGプログラム」の特徴は3点。
(1)「Sモード」の守備範囲が数百回転、高回転側にシフト
(2)「マニュアルモード」ではレブリミットに当たっても自動的なシフトップはしない
(3)「マニュアルモード」で2秒間のメモリー機能

(1)については単に500回転上方にシフトと言うようなものではなく前後Gや横Gなども考慮してシフトを選択。普段からの使用は負担が大きいので基本的にNGだけれどもたまに一般道で使うと、絶対的なスピードが低くてもかなり刺激的。
(2)については、ノーマルプログラムの場合「マニュアルモード」であってもレッドゾーンに入るところで自動的にシフトアップ。これをあえてシフトアップさせないようにしてドライバーの意思に全てをゆだねるプログラムに変更。まさに「マニュアル」そのものなのだけれども、DSGの長所を活かすためにもレブリミットに当たったらせめてシフトアップだけはオートでしてくれると、より使いやすいものになったのではないか?と今でも思うときはあります。
TITLE:「ゴルフ GTI CupCar」って何が違う? (その1)
090314maru006.JPG今回は第一弾として、これからの展開の中心となる「Cup Car」についての概要を紹介していきます。「Cup Car」はVGJ(フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン)が公認レースである「GTI Cup」のために輸入し、レース装備を施した上でパッケージ販売したワンメイクレースのための正規輸入車輌です。正規輸入車なので当然、どこの正規ディーラーも購入可能であり保証に関しても通常のGOLFとまったく同じ条件で購入できます。GOLF Ⅴ でのレースの初年度である05年には33台前後(06、07年に追加で数台)の「Cup Car」が輸入されました。当時、初戦が6月だったにもかかわらず車輌が手元に来たのは一ヶ月弱前あたりで慣らし走行をするのになかなか時間が取れずかなり焦った記憶があります(笑)

メディア枠(参加出版社用)の車輌は後回しにされたようで、中にはフリー走行の三日目に受け取って一晩中走り回って慣らしをしたところもありました。まだGTIは正規導入前であったこと、日本ではカタログモデルとならないタイプの車輌であったことも導入が遅れた理由だったようです。

では何がカタログモデルと違うのか?何が同じなのか?について、ハード面とソフト面から紹介してみます。

TITLE:ご挨拶 ~key~その2
090314maru005.JPG現在のレース活動としてはフォルクスワーゲンの公認レースである『GTI Cup』に多くの方に支えていただきながら04年『ルポ GTI Cup』以降、参戦しています。が、個人的な話をするとわが家は共働きで、結婚して16年になる奥さんと小1の男の子、そして奥さんの両親との二世帯同居という、いろんな意味で(笑)アマチュアとしてレースに参戦するには、客観的にはなかなか厳しい状況の中で続けてきました。ただ、自分の責任の範囲であればむやみにダメ出しをしない、クルマにはまったく興味はないが一人一人が"マイペースな家族"に救われました。興味は持たれなくても"理解"をしてもらうことは何よりも大切です。

TITLE:ご挨拶 ~key~ その1
激動の2008年が過ぎ、新しい2009年も3月半ばに差し掛かっています。これからもフォルクスワーゲンを大切に乗り続けようと思われている皆さんへ、そして、あえて今、新しいライフスタイルを求めてフォルクスワーゲンワールドに足を踏み入れられた皆さんへ、いよいよ『8speed.net』が始動します。 様々な情報を発信していく『8speed.net』の中において、わが家の唯一のクルマであり、9:1(1のみサーキット走行)の割合でファミリーカーとして使用している現役のゴルフ GTI GTI Cupを通して、時にはサーキットユースにおける視点から、そして大半はごくごく一般的な使い方をしている日常ユースにおける視点から、実践に裏づけされた情報をお届けしていきます。そして、それがみなさんオリジナルのフォルクスワーゲンワールドに少々のスパイスとなるような、また、今までまったくクルマに手をつけるチャンスのなかったみなさんの最初の扉を開くことができるような、そんな"鍵"(key)になれれば幸いです。
TITLE:PROFILE: 丸山 徹
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