TITLE:新兵器!?
ん、ただのiPhoneじゃないかって? しかも、いまや旧型のiPhone 3Gです(笑)。でも、画面表示をよく見てください。「Boost Pressure」ってことは......。
こちらがOBD2に接続するKiwi Wifi。車両側のOBD2ポートにコネクターを接続すれば、無線LANでデータを飛ばしてくれます。価格は送料込みで2万円ほど。
実はこれ、iPhone向けの有料アプリケーション「Rev」の画面で、車両のOBD2ポート(故障診断用ポート)から拾ったデータをもとに、各種情報を表示したり、データを記録したりできるんです。
以前から面白そうだなぁと思っていたんですが、ソフトが高いのと、データを拾う機器が必要(しかも海外から取り寄せるしかない)ということで、なかなか手が出せませんでした。しかし、世間がお盆休みの真っ只中、ひとり原稿に追われていた僕。つい魔が差して、通販サイトをポチっとしてしまった(笑)

ホントはコネクター/発信部一体型のアダプターがほしかったんですが、一番安かったのがKiwi Wifiでした。


iPhone側のセットアップは簡単で、無線LANをオンにし、Revの設定画面でIPアドレスなどを入れてやればそれでOK! 車内ならどこでも電波を拾ってくれます。
データ通信が始まると、左下の画面のように表示可能な項目にグリーンのライトが灯ります。「Boost Pressure」をクリックすると右下の画面があらわれ、リアルタイムでデータを表示してくれます。


その他にも「スロットルポジション」や「インテークマニフォールド圧」などが表示できます。しかし、「燃費」や「エアフロー」などは表示できません。
試しに、アウディA5 2.0 TFSIクワトロにつないでみると、ブースト圧は表示されないかわりに、燃費やエアフローが表示できました。結局、表示できる情報は車両次第ということらしい。
Revを開発するDevToaster社によれば、近々ソフトのバージョンアップを予定していて、一度に表示できる項目が増えるとのこと。これは楽しみです。
実はRev以外に「DashCommand」というソフトも購入したのですが、こちらはいろいろカスタマイズできるのがウリにもかかわらず、現在のバージョンにはカスタマイズ機能が盛り込まれおらず、まともに使えるようになるには、しばらく時間がかかりそうです。
それはさておき、MyGolfVariantだけでなく、いろんなクルマで遊べそうなiPhoneとKiwi Wifi。また余計なオモチャが増えてしまいました(笑)
2009年8月31日 09:00
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