<   2009年8月   >
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Author:生方 聡

1964年生まれ。自動車専門誌「CAR GRAPHIC」の編集部員を経てフリーランスのジャーナリストに。フォルクスワーゲン専門誌「Breeze」(現在休刊中)の編集長。

最近のエントリー

カテゴリー

過去の記事

RSSフィード

TITLE:新兵器!?
090828-iPhone-00.jpgオドメーターの数字が11,000kmを超えて、ますます快調なMyGolfVariant。この暑さでエアコンを酷使し、燃費は春先の2割減ですが、それでも高速中心のドライブで17km/Lは立派です。

090828-iPhone-01.jpgそんな優等生のMyGolfVariantに最近投入した新兵器がコレ! 

ん、ただのiPhoneじゃないかって? しかも、いまや旧型のiPhone 3Gです(笑)。でも、画面表示をよく見てください。「Boost Pressure」ってことは......。
実はこれ、iPhone向けの有料アプリケーション「Rev」の画面で、車両のOBD2ポート(故障診断用ポート)から拾ったデータをもとに、各種情報を表示したり、データを記録したりできるんです。 

以前から面白そうだなぁと思っていたんですが、ソフトが高いのと、データを拾う機器が必要(しかも海外から取り寄せるしかない)ということで、なかなか手が出せませんでした。しかし、世間がお盆休みの真っ只中、ひとり原稿に追われていた僕。つい魔が差して、通販サイトをポチっとしてしまった(笑)

090828-iPhone-02.jpgこちらがOBD2に接続するKiwi Wifi。車両側のOBD2ポートにコネクターを接続すれば、無線LANでデータを飛ばしてくれます。価格は送料込みで2万円ほど。

ホントはコネクター/発信部一体型のアダプターがほしかったんですが、一番安かったのがKiwi Wifiでした。
iPhone側のセットアップは簡単で、無線LANをオンにし、Revの設定画面でIPアドレスなどを入れてやればそれでOK! 車内ならどこでも電波を拾ってくれます。

データ通信が始まると、左下の画面のように表示可能な項目にグリーンのライトが灯ります。「Boost Pressure」をクリックすると右下の画面があらわれ、リアルタイムでデータを表示してくれます。

090828-iPhone-06.jpg090828-iPhone-04.jpg
その他にも「スロットルポジション」や「インテークマニフォールド圧」などが表示できます。しかし、「燃費」や「エアフロー」などは表示できません。

試しに、アウディA5 2.0 TFSIクワトロにつないでみると、ブースト圧は表示されないかわりに、燃費やエアフローが表示できました。結局、表示できる情報は車両次第ということらしい。

Revを開発するDevToaster社によれば、近々ソフトのバージョンアップを予定していて、一度に表示できる項目が増えるとのこと。これは楽しみです。

実はRev以外に「DashCommand」というソフトも購入したのですが、こちらはいろいろカスタマイズできるのがウリにもかかわらず、現在のバージョンにはカスタマイズ機能が盛り込まれおらず、まともに使えるようになるには、しばらく時間がかかりそうです。

それはさておき、MyGolfVariantだけでなく、いろんなクルマで遊べそうなiPhoneとKiwi Wifi。また余計なオモチャが増えてしまいました(笑)
トラックバック(0)
URL:http://eightspeed.xsrv.jp/blog/mt-tb.cgi/342

■ 関連記事